
の父親
はじめまして!nunuoの父です。
今回は、中等度難聴を持つ息子nunuo(1歳当時)について、父親目線で過ごした最初の1年間を振り返って感じたことをお伝えしたいと思います。
「我が子が難聴だと分かってどう接すればいいか悩んでいる」というお父さん・お母さんにとって、少しでも参考になるリアルな体験談となれば幸いです。
1歳時点での実感:「耳が聞こえにくい」ということ

診断を受けてから1年が経ちますが、1歳当時の息子はまだ喋らないこともあり、「本当に耳が聞こえにくいのかな?」と親として実感しきれていない部分も正直ありました。
各種検査を受けてお医者さんから「難聴があります」と告げられ、実際に補聴器をつけるようになってから、少しずつ「そうか、聞こえにくかったんだな」と受け止めていった感覚です。
私自身はむしろ音に過敏な方で、若い頃は耳栓をしないと眠れない時期すらあったため、我が子が聞こえにくさを持っているとは夢にも思いませんでした。
日常でも、大きな音には「ビクッ」と反応して泣くことがある反面、後ろから優しく呼びかけても振り向いてくれないことがあり、「あ、やっぱり小さい音や日常の会話は届きにくいんだな」と実感しました。呼びかけに反応がないときは、大変さというよりも親としてちょっと寂しさを感じる瞬間でもありました。
けれど、難聴があろうとなかろうと、我が子が愛おしい存在であることには変わりありません。父親として全力でサポートし、一緒に子育てを楽しんでいこうと心に誓いました。
中等度難聴児の1歳育児で特に気をつけるべき3つの注意点
第一子ということもあり、普通の育児の大変さと難聴特有のハードルが重なる部分もありましたが、特に「事前に知っておきたかった」「注意が必要だった」と感じた3つのポイントです。
1. 補聴器の「ボタン電池の誤飲」には細心の注意を

1歳児の育児で最も気を使ったのが、「補聴器を勝手に外して口に入れてしまうこと」でした。
補聴器に使用されている小さなボタン電池は、万が一誤飲してしまうと体内で放電し、短時間で粘膜を溶かして穴が開いてしまうという命に関わる非常に危険なリスクがあります。
「目を離した隙に飲み込んでしまったら…」という最悪の事態を常に見越しておかなければならず、電池の管理や装着中の見守りには細心の注意を払っていました。
2. 補聴器本体やイヤーモールドの「費用と買い替え」
補聴器は精密機械であるため、当然ながら決して安い買い物ではありません。
我が家の場合、補助制度を活用しても自己負担額で約4万円(定価は10万円以上)かかりました。さらに、子供の成長に合わせて耳の型(イヤーモールド)を作り直す必要があり、こちらも片耳で数千円の費用が定期的に発生します。
自治体の助成制度があるとはいえ、中等度難聴の場合は手帳の有無などによって補助の範囲に限度があることも多いため、あらかじめ購入や買い替えのコスト感を知っておくことが大切です。
3. 保育園(保育所)の受け入れの難しさ
仕事と育児の両立において、最も具体的な壁となったのが保育園探しでした。
通常の保育園では保育士さん1人が複数のお子さんを担当するため、加配(個別の手厚いサポート)の体制が整っていない園の場合、「聞こえのサポートまで手が回らない」という理由から『うちではお預かりできません』と見学段階で暗に断られてしまうことが何度かありました。

地域や園の受け入れ態勢によって状況が異なるため、早めの相談や情報収集が必要だと実感しました。
1歳児のnunuoが反応して喜んでくれたこと

中等度難聴は「まったく聞こえない」わけではなく大きめの音にはしっかり反応するため、1歳当時に好きだった遊びにもその特徴が表れていました。
アンパンマンの乗り物(音が出るおもちゃ)
ボタンを押すとメロディが流れるタイプのおもちゃがお気に入りでした。手押し車として機嫌よく「てくてく」歩いて楽しんでいました。
ちなみに夜中に脱走してアンパンマンのマーチを大音量で流し、親を起こすという困った悪戯を覚えて対策に苦労したのも良い思い出です(笑)。
お風呂の桶の裏を叩く(打楽器遊び)
「バンバン」「ポンポン」と直接響くような音が出るものを好んで叩いていました。特に風呂桶の裏をポンポン叩くのが大好きだったので、聞こえの刺激にもなり試してみてよかった遊びの一つです。
高い高い
これは聞こえに関係なく大喜びしてくれました。期待に応えて何度もやりましたが、息子の体重(当時9kg超)が増えるにつれて父親の腰へのダメージは蓄積していきました。
まとめ:父親として寄り添い続けること
最初の1年間を振り返ってみましたが、これはあくまで「仕事の合間に見る父親目線」の感想です。毎日つきっきりで向き合ってくれている妻には心から感謝しかありません。
中等度難聴の育児は悩むことも多々ありますが、家族で協力しながら、父親としてしっかり関わり息子の成長を見守っていきたいと思います!

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